注文住宅でキッチンのデザインを考えたとき、どうしても身近にある親戚や親の家を参考にしてしまいます。なぜかというと、その使い勝手に慣れているし見慣れているからです。担当者にキッチンはどの向きにしますか?と尋ねられ、リビングに背を向け、窓側の向きに作って欲しいと希望を出しました。背を向けたほうが油も飛ばないし、部屋も広く感じられると思ったからです。 参考に色々な住宅を見て回りましたが、最近はアイランドタイプ、つまり対面式のスタイルが増えているように感じました。せっかくの注文住宅なんだから思った通りにしたい!と強く感じていましたが、アイランドキッチンを見るたびに素敵に思えてきました。ご飯が運びやすいこと、料理の時にテレビも見れるし家族と会話もできるので孤独を感じにくいこと、この2点が気に入りました。油が飛び散るから衝立のようなものをコンロの前に置こうとしましたが、ガラスの低いものがオシャレだったのでそちらにしました。 担当者がアイランドスタイルを勧めてくれたのも大きかったです。理由は簡単です。流行ってるし、流行に乗って見るのも手ですよ!この軽めの一言にかなり心が揺らぎました。だってとってもおしゃれなんです。餅は餅屋というようにプロの意見を聞いてもいいかもしれないと思い切って未知のスタイルにしてみました。 結果、アイランドキッチンにして大正解でした!料理を運ぶのも食器を片付けるのもとても楽なので、料理する苦痛が幾分か減りました。そしてリビングにすぐ声をかけられるので手伝ってもらいやすくなりました。子供様子もよく見れるので、ゲームばかりしていたら注意できるし、ご飯だよと声かけできるし、いいことばかりです。 自分のこだわりばかりでは偏った見方しかできないかもしれません。全ての欲望を叶えるのは難しいので、担当者と相談しながらアイデアを出し合うのが、いい家を作るのには大事なのではないかと感じました。 |
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