注文住宅でのキッチン選びの考察

注文住宅の家づくりでは、特に主婦にとって聖域とも呼ばれるキッチン部分にはこだわりたいところです。これまで狭くて使いにくく、高さが合ってない、収納が少ない、綺麗ではない、そんな感じのキッチンでストレスを感じていたのが、新築になり新しいシステムキッチンが入ることになれば、これほどテンションの上がることはありません。とはいえキッチン選びは実に難しい、これが正直なところ何を根拠に決めるのかがとても悩むのが現状です。



それだけ日本のキッチンメーカーが充実しているゆえの悩みでもあるのですが、有名どころではLIXILやクリナップ、パナソニック、こうしたところはとても良い製品を作っていますし、TOTOやタカラスタンダードなども実績があります。どれもハイレベルでクオリティが高いという印象があります。



システムキッチンは、デザインと使いやすさと収納、この3つがメインで決めることになると思います。値段は安いもので40万円くらいから、高いものだと200万円以上になりますので、どのあたりで満足するかにかかってきます。ショールームなどではかなり高品質のグレードの高いものが多く展示されていますので、最初にそうしたものを見ると、それらが欲しくなってしまうのは自然な傾向です。ただキッチン選びで考えたいのは、それが本当に必要かどうかということです。予算があり、ここに多くの費用をかけられない場合には妥協しなければなりません。ある程度揃っていれば不足はないと思えるレベルで満足することは大切です。



そしてキッチン選びで思うことは、どのメーカーもそれほど大差がなく、あとは見た目の雰囲気や色、デザイン、こうしたもので決めるのもありです。収納は十分ですし、使いやすさに関しても、どのメーカーも改良を重ねてクオリティを高めています。また少し型落ちなどは、デザインが古いかというと、その本体だけ見て比較しない限りほとんどわからないでしょう。注文住宅のキッチン選びでは、LIXILやパナソニックはオススメですが、それ以外でも良いものはたくさんあります。