注文住宅キッチンの間取りの注意点

カテゴリー:

キッチンの使いやすさは間取りに左右されます。リフォームをして後から間取りを変えることはできますが、キッチンリフォームには50万円から150万円ほどかかります。

キッチンの使い勝手をよくするために、注文住宅を建てる際に気をつけたいことが3つあります。

1つめは冷蔵庫の位置です。

冷蔵庫はキッチンに置く家電製品の中でもっとも大きなものといってもよいでしょう。大きいため存在感があります。

キッチンでの作業を邪魔するような位置に冷蔵庫があるのは好ましくありません。また、冷蔵庫の奥のものを取り出しやすいように十分に扉を開閉できるスペースも必要です。そして、扉の開閉をするたびに料理人の邪魔をするような位置に冷蔵庫を置いてはいけません。

こういったことを考慮して、キッチンカウンターや収納場所の間取りを考え、冷蔵庫を置くスペースを作りましょう。

気をつけたいこと2つめはコンロやシンクの位置です。

コンロやシンクをリビング・ダイニングと対面式にすると、家族と会話をしながらやテレビを見ながら作業をすることができます。しかし、家族と会話しながらでは作業に集中できない方もいます。

対面式にすると調理したものの受け渡しがありますが、調理の際に油がリビング・ダイニングの方にまで飛ぶ可能性もあります。

対面式の他には、アイランド式や壁付け式があるので、それらのメリットやデメリットも考えて、コンロやシンクの位置を決めましょう。

気をつけたいこと3つめはゴミ箱の位置です。

たいていは、ゴミ箱を床に置いています。しかし、ゴミ箱が床にあるとキッチンを移動する際に邪魔になります。とくにゴミが多くでるので大きなゴミ箱を使っている場合はキッチンスペースを狭く感じてしまいます。

システムキッチンの中には、ワークトップやシンク下にゴミ箱の設置場を設けているものがあります。こういったものだとゴミ箱が邪魔になりません。

注文住宅を建てるときには、生活動線をイメージしてキッチンの間取りを考えてみてください。